はじめに
ここは、僕がメインの研究を進める上で必要な知識をまとめたページです。
私の研究では機能的電気刺激(Functional Electrical Stimulation,FES)を利用して手指に関する剛性のモデルを明らかにすること、 噛み締め動作をトリガーとした手指の剛性を制御する2つの研究を行っています。双方の研究の軸としてFESという技術があります。 FESとは外部から筋に対して電気刺激を加え筋収縮を誘発させ目的の運動を獲得する技術であり、 現在ではリハビリ分野や運動機能の拡張、機能代行といった幅広い分野で利用されている技術です。
研究テーマ1「平衡点仮説に基づく機能的電気刺激によるヒト手指の筋骨格系のモデリング」
このテーマではFESによる手指の運動再建に着目し、手指の正確な動作を再現するための制御モデルを確立することを目的としています。 他方、ヒト肘関節においてヒト運動制御則(平衡点仮説)に基づいた制御モデルが提案されています。 当該モデルは入力を電気刺激とし出力を力とした神経筋系と、入力を力とし出力を角度とした筋骨格系をカスケード結合したモデルです。 我々は当該モデルをヒト手指に応用することで制御モデルを確立できると考え、これまでヒト中手指節(MP)関節の神経筋系モデルを導出し、 本テーマでは筋骨格系のモデルを導出をした。
研究テーマ2「機能的電気刺激における噛み締め動作を利用した制御入力機器の提案 」
このテーマではFESシステムの入力装置に着目し、新たな入力装置として噛み締め動作を利用した入力装置の提案を目的としています。 FESの入力装置として呼吸や音声、肩の上下運動、筋電信号を利用した制御入力装置などがあります。 使用者が入力に必要な運動を意識せずに動作を実現するためには、目的の運動に関連した生体情報を利用した入力装置が必要となります。 本研究では目的の運動を把持動作として、それに関連した生体情報として噛み締めの発揮度合いを利用しています。
ヒトについて
ここでは、ヒト(上肢)における部位と、脳からの神郷経路について解剖学の本を参考に分解するよ★。あとは、 脳からの運動指令がどんな道を通って筋肉まで届くのか、詳しく経路をたどってみるよ★。最後に人の反射運動について書くよ★
電子回路
最近、ふとした時に1000kHzの信号発信機があれば便利だなぁ、、、。と思い移相差発信回路について調べて作ってみたよ。 なんやかんやあって、その後コレクタ変調回路を作るために調べたことについて書きます。
機器設計
設計って本とセンスだよね。